【5月17日日曜日・つづき】
お昼前に茶房で休憩した二人。
朝ご飯たくさん食べたし、お昼いらないよねーということで次の寺社へGO!
次の寺社 ↓

石庭で有名なこのお寺。
だけど石庭の他、広ーいお庭も美しいのである。
睡蓮が満開で綺麗。ウシガエルが「ぶぉーぐぉー」と鳴いていた。
ウシガエルってこんな早い時期から鳴いたっけ?

はい、ここは竜安寺です。

写真では分からないけど、ほんとに緑が綺麗で風も気持ち良くて
暑くも無く寒くもないこの時期(実際はとっても暑かったけど)
旅行にはいいねーとさくら母さんと意見の一致をみたのだった。
さくさく竜安寺を見た後は、ココ。

ベタですな。ええ、ベタすぎますな。
京都と言えば、まずこのお寺を挙げる人が多いであろう、鹿苑寺金閣。
顔は消してるけどさくら母さんの笑みと共にどうぞ。
ここも何か知らんが特別公開してたけど人が多すぎてやめた。
というか、竜安寺、金閣寺共に人が多いの何の!
修学旅行生と、外国からいらした旅行者の方々の多いこと。
日本人の方が少ないんじゃないか?
人が多く流れ作業的に歩いただけで、じっくり見られなかったな。
ま、何度も来てるから良しとしよう。
ちなみに近くにある有名どころ、仁和寺と等持院はパス。
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そもそもこの日は私の母校を見るついでに、この辺り、
漠然と洛西のどこかへ行こうと言ってただけで
具体的にどの神社仏閣等を見ようと決めていたわけではなく、
「じゃ次ここ行こうか」
「こっちは・・・ま、行かなくていいか」
と臨機応変、サクサクぽんぽんと決めたのである。
笑えるほど全く迷いが無い。
さくら母さんとは気が合うなあと思った次第だった。
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次は相国寺。
妙心寺で見たポスター、龍の天井画を見なければ!
金閣寺道からバスで北大路まで行き、地下鉄に乗り換え今出川へ。
今出川と言えばココ。

同志社大学。さくら母さんのご主人、さくら父さんの母校でもある。
あたくしの母校と比べて何と広大、歴史も長く偏差値も高いことよ!
(比べる方が間違ってるな)
相国寺は同志社のすぐヨコ。

ここでは浴室も見たのだが、それより何より鳴き龍、八方睨みの龍!
あいにく写真撮影禁止なので代わりにポスターをどうぞ。

鳴き龍の天井画の下、示された場所に立ちパンと手を打つと
びよぉぉぅぅょ~~ん と、何とも形容しがたい音がするのである。
そしてどの方向から見ても目が合う龍。狩野光信筆。
そして併設の承天閣美術館で特別展をやっていた。

「伊藤若冲と琳派の世界」
・・・若冲か・・・見たい、見たいよね?
でも800円するよ? このあと京都国立博物館に行く予定だし・・・
あっちは今日迄、時間次第で行けるかどうか分からないじゃん?
国立博物館やめてこっち見よう!
特別展の案内を見てから入館決定まで所要時間5秒。
ここでもまるで迷わない二人。
感想は、うん、見て良かった。
800円以上の価値は十分あると思う。
金閣寺書院の壁画が多数展示されていて、
お金出して特別拝観しなくて良かったねーと言ってたら
金閣寺と銀閣寺は、ここ相国寺の山外塔頭なんだそうだ。
知らなかった。
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展示を堪能し、さあ出ようと出入り口付近に置いてある
チラシやリーフレットなどのフライヤーを何とはなしに見たら・・・
「桃山時代の狩野派 永徳の後継者たち」
特別招待券があるではないか!

もともと金閣寺の後に見にゆくつもりだった特別展のタダ券!!
チケットを手に取り、見つめあうふたり。
・・・行く?
・・・行こう!
今度は3秒で決断。この時点で15時半。
最終日の終了間近、ツイッターで混雑状況をチェックすると・・・待ち時間ゼロ。
脱兎のごとく相国寺を後にし、京都国立博物館へ向かったのだった。

入館料1,500円がタダだ。素晴らしすぎる。
で、展示内容は・・・・素晴らしいの一言。
狩野派なので派手なんだろうなと思ったけど、派手に加えてド迫力。
とてもわかりやすい。
日本人って侘び寂びというイメージあるかもだけど
何が何が、
ド派手も大好きな民族なのだよ。
かと言って単純ではない。
壮麗で豪壮なものもあれば繊細かつ詩情豊かで端麗な作品も多数。
同じ人が描いたの?と目を疑うほど作風が違うものもあった。
(あくまで素人の感想であるが)
妙心寺の龍の天井画は狩野探幽によるもの。
やっぱ見とけば良かったかと思ったけど、ここで探幽さん堪能できたので良し。
超有名な作品の数々を目の前で見ることが出来て眼福なり。

5月17日の行程
ホテル・・・河原町-(阪急電車)-右京区・西院・・・my母校・・・
山ノ内-(嵐山電車)-御室仁和寺・・・妙心寺・退蔵院 ~~
竜安寺 ~~ 金閣寺 ~~ 北大路 *** 今出川/相国寺&承天閣美術館 ***
京都 ~~ 京都国立博物館 ~~ 祇園・・・ホテル
※ ・・・徒歩 ~~バス ***地下鉄またしてもつづく